https://downloads.mariadb.org/mariadb/10.0.4/
以降のMariaDBのバージョンでは、MariaDBをインストールすると
すぐにSpiderが利用可能です。
MariaDBインストール後、Spiderストレージエンジンを利用する場合には、
shareディレクトリ配下の「install_spider.sql」を実行してください。
MariaDB 10.0.4はまだアルファ版なので、利用にはご注意ください。
現在のMariaDBバンドル版Spiderは、MySQL版と比較して以下の点が異なります。
利用できるようになった機能
batched key access
joinを高速化するための機能です。
「join_cache_level=5」以上を設定することで有効になります。
assisted discovery
dataノードのテーブル定義を自動的に引き継いでテーブルを作成する機能です。
例えば、dataノードのテーブルが
CREATE TABLE `t1` ( `id` bigint NOT NULL, `c1` varchar(100) NOT NULL, `c2` datetime NOT NULL, PRIMARY KEY (`id`) ) ENGINE=InnoDB DEFAULT CHARSET=latin1;のような場合に、Spiderノードで以下のようなDDLを実行することで、テーブルを作成することができます。
CREATE TABLE `t1` ENGINE=SPIDER DEFAULT CHARSET=latin1 CONNECTION='database "test", table "t1", server "s1"';現在利用できない機能
slave_transaction_retry_errorsを使ったスレーブのリトライ
handlersocket経由でのSpiderテーブルの利用
単一テーブルの更新の最適化
partitionされたSpiderテーブルの
・engine condition pushsown
・fulltext index search
・spacial index search
・全件countの最適化
・parallel search
また、ご報告が遅くなりましたが、Spider 3.0のリリースのすぐ後に
日本OSS推進フォーラム様より「第8回 日本OSS奨励賞」を頂きました。
http://ossforum.jp/ossaward8th2
みなさまのご支援・ご協力に、厚く御礼申し上げます。
新野と申します。Publickeyというブログで、勝手ながらMariaDBへのバンドルについて紹介させていただきました。
返信削除シャーディングを実現するSpiderストレージエンジン、MariaDBがバンドル開始
http://www.publickey1.jp/blog/13/spidermariadb.html
ありがとうございます!
削除