Vertical Partitioningストレージエンジンのバージョン 0.2をリリースしました。
http://launchpad.net/vpformysql
今回の主な変更は以下です。
・テーブルパーティショニングに対応しました。
前回のリリースでは紹介だけで実装されていなかったテーブルパーティショニングが今回から利用できるようになりました。
※この対応により、今回からパッチファイルが追加されていますのでご注意下さい。
・InnoDBのセカンダリindexのPK部分を有効活用するようにしました。
InnoDBはセカンダリindexにPKのカラムを持っているので、これを以下のような記述で活用できるようにしました。
create table tbl_b(
col_a int not null,
col_b varchar(20),
col_c int not null,
primary key(col_a),
key idx1(col_c)
)engine=InnoDB;
create table tbl_c(
col_a int not null,
col_b varchar(20),
col_c int not null,
primary key(col_a),
key idx1(col_c)
)engine=InnoDB;
create table tbl_a(
col_a int not null,
col_b varchar(20),
col_c int not null,
primary key(col_a),
key idx1(col_c, col_a)
)engine=VP comment='table_name_list "tbl_b tbl_c"';
※Vertical Partitioningストレージエンジンは、子テーブルに異なるストレージエンジンのテーブルを持つことができるため、インデックスにPKを持つものと持たないものを混在させることができます。tbl_aのidx1にPKのカラムを記載するようにしているのは、この混在による違いを吸収するためです。
それ以外の変更については、ダウンロードドキュメント中の「99_change_logs.txt」をご確認下さい。
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